Topic:愛、自由、信仰、選択、救い、教会
Scripture(聖書)
キリスト・イエスにあって大事なのは、割礼を受ける受けないではなく、愛によって働く信仰なのです。
(ガラテヤ5:6 新改訳2017)
Observation(観察)
割礼を受けたどうか。
そのような宗教的儀式は、もはやパウロにとって大事なことではなかった。
大事なことは「愛」。
そして、愛によって働く「信仰」なのだ。
Application(適用)
サウロと名乗っていた頃のかつてのパウロが聞いたら、目を白黒させてぶったまげる言葉、耳を疑う言葉であろう。
割礼は「絶対」だからである。
ユダヤ教の大切な儀式が軽んじられるような発言は決して聞き流すことのできない言葉。
許せない言葉だったであろう。
だから、かつてのサウロは教会を迫害し、クリスチャンを徹底的に抹殺しようとした。
しかし、サウロは変わった。
イエス様に出会って変わったのだ。
愛を知ったのだ。
儀式が人を救うのではなくて、愛が人を救うことを知ったのだ。
ユダヤ教的思考に戻ろうとする人々にパウロは何度も、何度も語り続ける。
大切なことは「愛」なんだと。
さらにパウロは自分が愛されて終わりではないことを諭す。
愛によって救われたのだから、今度は私たちも互いに愛し合おうではないかと勧める。
愛する皆さん。あなたがたは自由を手にしているのです。それは、悪を行うための自由ではなく、互いに愛し合い、仕え合うための自由です。
(ガラテヤ5:13 リビングバイブル)
教会と言えど、罪人の集まり。
ちょっとした隙間にサタンは入り込んで、関係を破壊し、分裂させ、教会を亡き者にしようと攻撃してくるのである。
そのようにかき乱され、分裂した教会を幾つも見てきた。
私たちは決して騙されてはいけない。
敵は兄弟姉妹ではない。敵は人間ではない。
敵はサタンなのだ。
私たちはどこまでも愛することを選んでいくべきなのだ。
しかし、それは自分の力ではできないのである。
どこまでも、主に頼らなければできない。
十字架の主を感謝し、復活の主を見上げ、御霊なる主を歓迎し、再臨の主を待ち望むことによってなされるのだ。
Prayer(祈り)
主よ。
晴れて青空が広がっていますが、北風吹く寒い朝を迎えています。
それでも確実に季節が春に向かっていることを感じます。
季節を、時を収め支配しておられる主の御名を崇め賛美します。
あなたの一方的な愛のゆえに救われたはずなのに、他者をさばきやすい者です。
自分を棚に上げて、愛することより、見下すことをしてしまう者です。
主よ、どうか愛する者とならせてください。
あなたが示してくださった愛に倣い、愛に生きる者とならせてください。
教会を混乱させ、分裂させ、破壊しようとする悪しき働きがあります。
主よ、教会を守ってください。
愛するOhanaの夫婦関係、親子関係、兄弟関係、人間関係が守られますように。
互いに愛し合い、仕え合うことを選ぶことができますように。
愛の主イエス様の名前でお祈りします。アーメン