Scripture
主は心の打ち砕かれた者を癒やし
彼らの傷を包まれる。
詩篇147:3 新改訳2017
Observation
今日の通読は、新約聖書がルカの福音書15章であった。
ここは放蕩息子が父の元へ帰っていく姿が描かれている章である。
詩篇に「心の打ち砕かれた者」とあるが、まさにルカの福音書15章に登場した放蕩息子は心が砕かれる経験をした。
Application
放蕩息子は全てを湯水のように失い
寝食に困り
住む場所に困った
彼はやれると思ってきっと財産を先にもらって出ていった。父の元を離れても自分だけでこのお金さえあれば何でもやっていけると思ったかもしれない。しかし、実際そうはならなかった。
失って彼の心は粉々に砕かれた。
砕かれて彼はやっと気付かされたことがあった。
父のところがある。
まだ、父がいてくれる。
父のところには今自分の求めているものがある。
そうして家に戻った彼を父親はすぐさま駆け寄って抱きしめた。そして、一番良い衣を着せたのだ。放蕩息子の父は彼を包むこんだ。詩篇にある神様の示された愛そのものである。
主は心の打ち砕かれた者を癒やし
彼らの傷を包まれる。
詩篇147:3 新改訳2017
砕かれたボロボロの心そのままに神様のところに出ていこう。
神はボロボロになった僕を見て見捨てず放っておかない。むしろ向こうから駆け寄って、抱きしめ、包み込んでくださる。
Prayer
愛する天のお父さん
あなたの包み込むほどの愛に感謝します。砕かれた心をあなたは受け止め、包んでくださる神です。時に高慢になり、盲目になり砕かれなければ気づけない愚かなものです。そんな僕をそれでも愛し見守ってくださってありがとうございます。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。