Scripture
‘こうしてわたしたちは、キリストの恵みによって義とされ、希望どおり永遠の命を受け継ぐ者とされたのです。 この言葉は真実です。あなたがこれらのことを力強く主張するように、わたしは望みます。そうすれば、神を信じるようになった人々が、良い行いに励もうと心がけるようになります。これらは良いことであり、人々に有益です。 ‘
テトスへの手紙 3:7-8 新共同訳
Observation
パウロは「これらのことを力強く主張するように」と、願っていた。
さて、「これらのこと」とは何だろうか。
1、キリストの恵みによって義とされたこと。
2、永遠の命を受け継ぐ者とされたこと。
僕たちが何か行った素晴らし業ゆえに救われ、義とされ、永遠の命をいただくのはない。
イエス様の恵みによる。
そのことを力強く主張せよとパウロは命じているのだ。
Application
パウロはなぜ、手紙の中に、このことを書き記したのか?
それは・・・
‘しかし、堂々巡りの議論にふけったり、あやしげな神学論争に巻き込まれたりしてはいけません。律法を守ることについての議論や論争も避けなさい。そんなものは何の益にもならず、むしろ害をまき散らします。 ‘
テトスへの手紙 3:9 リビングバイブル訳
議論があり、神学論争があり、律法を守っているかどうかのジャッジもあった。
しかし、大事なのはそんなことではないとパウロは言うのだ。
クリスチャンが確信として持っておくべき、大事なことは、それではないと言うのだ。
1、キリストの恵みによって義とされたこと。
2、永遠の命を受け継ぐ者とされたこと。
この二つだと言うのだ。
つまり、イエス様の十字架と復活を信じていること。それゆえに救われ、永遠の命をいただいていること。これを信じよと。これを信じ、確信を持っているかが大事だと言われたのだ。
様々な学び、議論、〜論、どれも大切なことである。
その土台はしっかりと持っていることは大きなことである。しかし、それゆえに本当に大切な永遠の命に至るイエス様の十字架と復活、神の愛と恵みを忘れてはいけない。ここに神の愛が凝縮していることをパウロはもっとはっきりと主張し、打ち鳴らし、確信とせよと教えられたのだ。
ますます、イエス様の十字架と復活、永遠に至る希望を告白していく者となっていこう。
Prayer
天のお父さん
イエス様が十字架で命をかけてまで、僕の命を闇から死から救い出してくださってありがとうございます。この罪ゆえに、いのちの源である神様から僕ら人類は離れたはずなのに、見捨てないでくれてありがとうございます。そして、復活とともに死を打ち破ってくださりありがとうございます。
神様の恵み、イエス様の十字架と復活をこれからも大胆に告白する者とならせてください。永遠の希望を感謝し、告白します。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。