Topic:約束、成就、迫害
Scripture(聖書)
パウロは、ステパノを殺すことに大賛成でした。その日から、激しい迫害の嵐がエルサレムの教会を襲い、使徒たち以外の者はみな、ユダヤやサマリヤへ散らされました。
(使徒8:1 リビングバイブル)
Observation(観察)
初代教会の働きと影響力が大きくなればなるほど、迫害が厳しさを増していった。
そして、いつかは信仰のゆえに命さえ奪われる時が来るかもしれないという不穏な予感がついに現実となってしまった。
初代教会の優秀なリーダーの一人であるステパノが殺されたのだ。
ついに殉教する犠牲者が出てしまった。
ここで一人の名前が新たに登場する。
「パウロ」だ。
あの「パウロ」である。
大伝道者である。
新約聖書の半分は彼が記したものである。
幾つも教会を開拓した男である。
どんな迫害、困難にも負けずに宣教に命をかけた男である。
しかし、その「パウロ」の登場は決して誇れるものではなかった。
むしろ、消すことが出来るなら消し去りたい黒歴史である。
ところば、聖書はそのパウロの黒歴史も赤裸々に伝えるのだ。
パウロは、ステパノを殺すことに大賛成でした。
そして、この迫害の嵐が信仰者たちをユダヤやサマリヤに散らしていくこととなる。
Application(適用)
イエス様が復活して、天に帰られる前に弟子たちに語った言葉がある。
しかし、聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリアの全土、さらに地の果てまで、わたしの証人となります。
(使徒1:8 新改訳2017)
この主の約束がある意味で、迫害を通して成就していったことになる。
散らされた人たちは、みことばの福音を伝えながら巡り歩いた。(使徒8:4 新改訳2017)
主の計画は私たちと異なることがある。
私たちが想定していたのとは全く異なるプロセスを通っていくことがあるのだ。
しかし、恐れることはない。
プロセスは想定外であっても、主の約束は必ず成就するのだ。
大事なことは・・・
①主の約束を受け取る。
②主の約束は必ず成就すると信じる。
③たとえ想定外のことが起こっても。
Prayer(祈り)
主よ。
2月最初の日を迎えました。
御声に聴くことから始めることの出来る幸いを感謝します。
あなたが与えてくださっている約束を感謝します。
あなたの約束は必ず成就することを信じます。
それは想定外のプロセスを通ったとしても必ず成就することを信じます。
今月もあなたの言葉、あなたの約そを信頼して進みます。
救い主イエス様の名前でお祈りします。アーメン