Scripture
しかし、これらのことが起こり始めたら、よく警戒しなさい。非常な危険が迫っているからです。あなたがたは法廷に引き出され、会堂でむち打ちの刑を受け、また、わたしに従う者だというだけで、総督や王たちの前で訴えられるでしょう。しかしその時こそ、神をあかしするチャンスです。
マルコの福音書13:9 リビングバイブル訳
Observation
イエスはどんなに素晴らしい建物も「あとかたもなく崩れ落ち」てしまうと言われる。それがどんな時なのか?
至る所で飢饉や震災が起き、捕らえられ、鞭で打たれ、刑を受け、迫害が起こる時だと言う。それは、ほんの前ぶれにすぎず、さらに非常な危険が迫っているのだと言われた。
世界の終り
世界規模の危機である
自分の力ではどうしようもない規模の危険が迫っているのだ。
Application
それほどの大ピンチ
がしかし、イエスはこう言われた。
「しかし、その時こそ、神をあかしするチャンスです。」
死が迫り
危険が迫り
人々が追い詰められている時
苦しい時
どうしようもない時
そんな時こそ、神様のことを証する絶好のチャンスだと言われた。
けれど、そんな絶好のチャンスの時
僕は一体何を話せばいいのだろうか?福音の希望、イエス様の十字架、そして神の愛。語りたいことは山ほどある。しかし、受け取る相手に寄り添いつつ何を語れるのだろうか?
聖霊様の出番だ。
逮捕されても、取り調べの時、どう釈明しようかと心配することはありません。ただその時、神があなたがたに語ってくださることだけを話せばいいのです。話をするのはあなたがたではなく、聖霊です。
マルコの福音書13:11 リビングバイブル訳
何を話すべきか、いやむしろ至らない言葉足らずだったとしても聖霊が自由に働いてくださり補ってくださるのだ。何を語るべきか、また足りないところを十二分に補ってくださる聖霊なるかみの助けがあるのなら、何を臆することがあるだろうか。
危機に陥った時、ピンチなのときこそ、福音を宣べ伝えていこう。
今日、心に教えられたことは、
第一に、絶望と失望を抱える世界がやってくる
第二に、聖霊が助けてくれる
第三に、ピンチこそチャンス
天地は消え去りますが、わたしのことばは永遠に残ります。
主のみことばに信頼していこう。
Prayer
愛する天のお父さん
あなたの語られたことは必ずなります。やがてやってくるその日を思い描きながら生きることができますように。ピンチを前にして、もうダメだと思わないで、ピンチがやがてチャンス、福音宣教のチャンスとなると信じます。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン