Scripture
私はあらゆるときに主をほめたたえる。
私の口にはいつも主への賛美がある。
詩篇 34:1 新改訳2017
Observation
詩篇34篇の冒頭を見ると
「ダビデによる。ダビデがアビメレクの前で、頭がおかしくなったかのようにふるまい、彼に追われて去ったときに。」
とある。
ダビデ自身が命を狙われていたその時、彼は自分が気が狂ったかのように振る舞って、その難を逃れた。しかし若くして王となり、立派なリーダーであったダビデがそこまでしなくてはいけない。そういう状況だった。
彼のプライドや心はどれほどだっただろうか。
しかし、このような時でも彼はこう告白する。
「私はあらゆるときに主をほめたたえる。私の口にはいつも主への賛美がある。」
Application
ダビデの口にはどんな時でも神様への賛美があった。
彼の通った道は決して生易しいものではない。
信頼していたサウルに命を狙われるほどのどん底人生を通ったのだ。命の危険を通ったのだ。それでも彼の口には賛美があった。
僕はいつも愚痴や文句ばかりだ。
ネガティブな発言も多い。
聖書では心に満ちているものが表へと出てくると言われている。
まさに僕の内側にはそうした汚い心が溢れている。
それなのにすぐに外側のせいにばかりする。周りのせい、状況のせい。いろんな言い訳をするのだ。そして愚痴をこぼすのだ。ダビデはどうだろう?どんな状況でも神様への賛美が口から出た。悔い改めさせられる。祈らずにはいられない。主よ、この僕の口を、いや心をあなたへの喜びと感謝と賛美で満たして下さいと。
どうしたら、苦しい状況で主へ賛美をささげられるだろうか?
今日の詩篇34では続けて5節にこうある。
「主を仰ぎ見ると、彼らは輝いた。」
リビングバイブル訳では、「主のなさることを見て、私以外の人も顔を輝かせました。もう、その表情は沈んでいません。」
神様を見上げる時、顔が輝き表情はもう沈まない。
神様を見上げる時、そうして賛美が生まれてくるのだ。
1、心にあるものが口から出る
2、神様を見上げる
3、どんな時でも賛美をささげる人生を
Prayer
愛する天のお父さん
苦しい時こそ、文句を言わず、神様を見上げます。どうか、この表情を輝きへと変えて下さい。もう沈んだ表情ではなく輝きに満ちますように。そして、証人として僕を用いて下さい。心を守って下さい。あなたの心で満たして下さい。僕の人生がもっと喜びと賛美にあふれますように。
イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。