Topic:嵐、信仰、
Scripture(聖書)
イエスは起き上がって風を叱りつけ、湖に「黙れ、静まれ」と言われた。すると風はやみ、すっかり凪になった。
(マルコ4:39 新改訳2017)
Observation(観察)
「向こう岸へ渡ろう」(35節)というイエス様のことばに従った時、何が起こったのか?・・・
①激しい突風。
②舟の中は水でいっぱい。
③舟が転覆するかもしれない、沈没するかもしれない緊急事態の中でイエス様は寝ていた。
④パニック状態の弟子たちはイエス様を起こした。
⑤イエスは風を叱りつけた。湖に「黙れ、静まれ」と言われた。
⑥風はやんで、凪になった。
Application(適用)
イエス様のことばに従うということは、常に安心安全が保証されるということではない。
むしろ、イエス様のことばに従ったからこそ経験する突風、嵐がある。
また、自分たちの力では解決不能、コントロールできないことも起こる。
自然相手はまさにそうである。
しかし、イエス様にコントロール不能はないことが示される。
風を叱りつけたのだ。
湖に向かって「黙れ、静まれ」と言われたのだ。
普通の人がこんなことをしていたら、ちょっとイタいと思われる場面である。
いくら叱りつけたって風がやむわけはないし、嵐が静まるわけがない。
ところが風はやんだ。湖は静けさを取り戻したのだ。
たまたま起こったのではない。
イエス様にコントロールできないことはない。
全能の神なのだから。
私たちは日夜、努力することや改善することはとても大事なことである。
しかし、どんなに努力しても、頑張っても、コントロール不能なことがある。
その時、人生を諦めたり、投げ出すことも出来るが、その必要はない。
嵐を静めることのできるお方が舟に乗ってくださっているのだから。
このお方を信頼すれば良い。
人生の舟にお迎えすれば良い。
Prayer(祈り)
主よ。
10月最後の日曜日を迎えました。
人生にはコントロール不能なことが起こります。
たとえイエス様に従っていても嵐が起こることがあります。
けれども、慌てず、嵐を静めることのできる全能の主であるあなたが共にいてくださることを感謝し、信頼し続ける者とならせてください。
あなたが全能の神であることを今日も信じます。
イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン