Topic:希望、ダビデ
Scripture(聖書)
しかし、主は私の盾、私の栄光、ただ一つの望みです。
主だけが、恥辱にまみれてうなだれている私の頭を、高く持ち上げてくださいます。
(詩篇3:3 リビングバイブル)
Observation(観察)
この詩篇には「ダビデが王子アブシャロムに追われて逃げた時の賛歌」という表題がつけられている。
1、2節にはいかにダビデが八方塞りで敵に囲まれていたことが分かる。
1ああ主よ。どうして、こんなに多くの者が私に逆らうのでしょう。
どうして、こんなに多くの者からいのちを狙われるのですか。
右も左も敵ばかりです。
2神が私をお助けになるはずはないと、だれもが口をそろえて言います。
「もはや、これまでか・・・」と諦めの境地に陥っても仕方ない状況。
それでも、ダビデの口から出てきた言葉は・・・「しかし」であった。
しかし、主は私の盾、私の栄光、ただ一つの望みです。
主だけが、恥辱にまみれてうなだれている私の頭を、高く持ち上げてくださいます。
(詩篇3:3 リビングバイブル)
それは起死回生の信仰告白。
ダビデにとって神様は・・・
①盾。
②栄光。
③ただ一つの望み。
④恥辱にまみれてうなだれている私の頭を高く持ち上げてくださるお方。
Application(適用)
八方塞りのダビデにとって希望は神様だった。
神様のみだった。
ただ1つの希望であった。
僕たちの教会の名前は「New Hope」。
まさに希望を掲げている教会である。
その希望とはダビデ同様に神様である。
希望は主にある。
戦争や止まらない物価高騰・・・希望を失うようなニュースが多い。
少子高齢化が叫ばれ、その波は日本の教会を翻弄し、危機的である。
それでも、私たちは希望は主にあることを信じるのだ。
たとえ、どんなに八方塞りになっても希望は主にあることを告白するのだ。
そして、「New Hope」はその名前の通り、神様こそが希望であることを宣べ伝えていく教会である。
しかし、主は私の盾、私の栄光、ただ一つの望みです。
この希望を2023年も宣べ伝え続けていく。
Prayer(祈り)
主よ。
2023年最初の土曜日は爽やかな冬晴れです。
気持ちいい朝を感謝します。
ダビデは四方八方を敵に囲まれても、窮地に追い込まれても、信仰を告白しました。
しかし、主は私の盾、私の栄光、ただ一つの望みです。
この希望を信じます。この信仰の告白に心を合わせます。
そして、この希望を語り、宣べ伝えます。
希望の主イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン