Scripture
「皆さん、どうしてこんなことをするのですか。私たちもあなたがたと同じ人間です。そして、あなたがたがこのような空しいことから離れ、天と地と海、またそれらの中のすべてのものを造られた生ける神に立ち返るように、福音を宣べ伝えているのです。」
使徒の働き14:15 新改訳2017
Observation
生まれながらの足なえを癒したパウロとバルナバは、ルステラの町で神々の人間の姿と称されるようになる。次第にそれはエスカレートし、バルナバをゼウスと呼び、パウロがヘルメスと呼ばれるようになる。また、神殿の祭司は群衆と一緒にいけにえまでささげようとしていた。
パウロたちはそれ見て叫んだ。
「こんな空しいことは天と地と海、またそれらの中のすべてのものを造られた生ける神に立ち返りなさい」
Application
天と地と海を造られた神様。
僕たちはこの大自然を堪能することはできる。海を泳ぎ、そしてこの地上を歩き、山々を見上げる。時に、雪が降れば雪景色に驚嘆する。秋の紅葉にどれだけ美しさを覚えるか。しかし、それら全てをつくることは決してできない。神様は、違う。その全てを造られたのだ。何もないところにこの大自然を造られたのだ。
最近、ある人のアドバイスでふとした時に立ち止まって空を見上げるようになった。
空を見上げると実に不思議である。
毎日、いや毎時間、空の景色は違うのだ。全く同じ空というのは2度とやってこない。
神様の壮大さ、またそのクリエイティビティの素晴らしさに感動する。
こんなに素晴らしい唯一の神様がいる
にも関わらず、時に、ルステラの人々のように神様以上のものを自分の心の中にある。
パウロたちは、そんな心変わりしやすく、他を頼る人々を見て、「空しい」と言われた。
唯一の神、この天地万物を創造された神様以外に頼る人生は空しいとハッキリ言われたのだ。
誰か人が神になることは絶対にない。
また、何か物が神様以上になることもない。
聖書は、「あなたの宝のあるところに、あなたの心もある」と言われた。
僕の心の中で、神様以上になっているものはないだろうか。
それは時に自分自身である。自分が神になっている。そうした心を主に探っていただこう。
1、空を見上げよう。
2、この天地を造られた神がいる。
3、大きな神様に信頼しよう。
4、この大きな神様に自分の心を探っていただく。
Prayer
愛する天のお父さん
あなた以外が大きく偉大になりませんように。なっているなら、僕の心を探り、方向転換できますように。イエス様、あなたに戻っていきます。そして、どんなに焦ったり、不安になっても空を見上げます。この大自然を見上げます。どうか、神様の偉大さを教えてください。イエス様のお名前によってお祈りします、。アーメン。