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しもべたる者、五箇条

Topic: リーダー, しもべ, 柔和, 優しさ

御言葉:

主の僕たる者は争わず、すべての人に柔和に接し、教えることができ、よく忍び、 反抗する者を優しく教え導かねばなりません。神は彼らを悔い改めさせ、真理を認識させてくださるかもしれないのです。 

テモテへの手紙二 2:24-25

観察:

テモテへの手紙二。この手紙を通し、パウロは愛弟子テモテを励まし教えている。

パウロたちの周りには、「復活はすでに起こった!」と言ったり、俗悪な無駄話を悪性の腫れ物のように広げ、人々を不敬虔にしている者もいたようだ。

パウロは、そういった状況をテモテが対処し、導くことができるよう、後の4章で、時が良くても悪くても、しっかり真理の御言葉を述べ伝えなさい、とテモテに教える。

けれどまずこの第2章でパウロは、神様に導くリーダーは僕となり、僕として心構えはこうであれ。と教えている。

ここでパウロが教える、しもべたる者五箇条。それは

第一に、争わず

第二に、全ての人に柔和に接し

第三に、教えることができ

第四に、よく忍び

第五に、反抗する者を優しく教え導く

適用:

妹尾和也34歳。スポーツ選手ならもう引退の時期だが、牧師としては若い。未熟さ多く、学ぶこと多し。そんな僕に、パウロがテモテに書き送ったこの手紙は様々なことを教えてくれる。人々を神様へと導く者、牧師、リーダーとして、なにを学び、心得るべきだろうか?今日この手紙から特に教えられたことは、リーダー、すなわち「しもべ」だということ。そして、しもべたる者の五箇条である。

特に僕は、ある特定の傾向があるの人に対して、柔和でいられないこと、優しくできないことがある。

けれど自分に求められているのは、まずしもべとして柔和であること、優しくあることである。「でも!」という思いも湧き上がってくる!「言うべきことは言わんと!」と思うこともある。ちゃんと言うべきことは言ったほうがいいこともあるだろう。けれど、僕はまず主のしもべとして、この五箇条を心にしっかりと刻まなければいけない。なぜか?それは究極的には、全てのことは神様の御手の中にあるからである。パウロはテモテにこう言った。「神は彼らを悔い改めさせ、真理を認識させてくださるかもしれないのです。」僕が全てを解決するのではない。成し遂げるのではない。時にかなって美しいことをされる神様こそが、その状況に必要な形で介入してくださる、ということに信頼すべきなのだ。信頼しているからこそ、僕はしもべとして柔和で、優しい者であれるようにと願う。

祈り:

愛する天のお父さん、あなたの御名を賛美します!今日もこうしてあなたからの御言葉に心触れられ、教えられ、励まされました。そしてまた、ライフグループでもお互いにそれぞれ語られたことを分かち合うことができて感謝です。主よ、あなたは怒るのに遅く、哀れみ深い方です。けれど僕はそうでない時があります。許してください。どうかパウロがテモテに教えたように、僕も主の送られるしもべとして柔和で、優しくあれますように。主よ、あなたに信頼しているからこそ、そうすることができるでしょう。心に平安がない時、あなたを見つめ、あなたに信頼することをまず選ぶことができますように。イエス様の御名前によって祈ります。アーメン

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